一日数枚、ノートにペンを走らせる。まるでからだの一部に触れるように、時には撫で回し時には掻きむしる。それでも収まらず傷つけるように深く深くペンを食い込ませる。それは日常から溢れ、溢れ落ちた行き場のない感情を寄せ集めたレコード。それらスクラッチブックは壁から垂れ下がり剥がれ落ちる皮膚を擁していた。
スクラッチブック
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